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雑誌広告と私たちの現在地
2020/05/15
今の時代、
情報を発信する術はいくらでもあり、
同じだけキャッチする術もあります。
便利な時代になったものです。
今日は、
その便利さとは少し離れた場所にいる私たちの話を。
紙媒体は、雑誌をはじめ時代遅れだと言われて久しいですよね。
思い返せば、20年近く前から「雑誌はもう厳しい」なんて声もありました。
ですから、雑誌広告を生業としている私は、
常にビクビクしながら仕事をしていたと言っても過言ではありません。
しかし、ある時こんな言葉を頂きました。
「雑誌の広告からは確度の高い問い合わせがある」
これは、
長年お付き合いのあるクライアント様からのもの。
ネット広告などにも大変力を入れてらっしゃる、
ネットショップを運営されている方です。
その方がおっしゃるには、
インターネットを使った広告は、
確かに問い合わせの数は多い。
しかし、実際に販売に結び付く確率は低いとの事。
その点、
雑誌広告は全く逆の効果が感じられると。
本気度が違うとも。
そもそも、
雑誌を購入される方は、本当にその内容が好きな方。
そういう方が広告を目にして問い合わせるのですから、
前述のクライアント様がおっしゃる事は、当然と言えば当然なのかもしれません。
「だから雑誌広告好きなんだよね」
クライアント様は言って下さいました。
正直、ネット広告に対して完全に負け越している感があったので、
その言葉は強く心に響いたのです。
と言いながらも、
ここ10年以上、世界的に見ても雑誌広告の出稿数は減少し続けています。
厳しい状況です。
だからこそ、
私たちは意義のある雑誌広告を発信し続けなければなりません。
これは、もやは使命であると。
”今、雑誌広告にできること”を最大限追及していきたいと思います。
引き続き、文化アディックをよろしくお願い致します。
では。