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偉そうに語っております
2019/09/20
仕事において、
スタッフ全員に同じ能力を求めるというのは、
恐らくどこの企業でもある事だと思います。
しかし、
現実問題としてそれはなかなか難しい。
というより、ほぼ不可能ではないかと感じています。
性格的な問題。
理解力の差。
未来のビジョンの違いetc.
様々な理由がありますが、
”同じように育てる”のはとてつもなくハードルが高いのです。
反対に、
「個性を尊重すればいいじゃないか」
という意見について考えてみましょう。
これは正直、更に難しい。
一歩間違えば甘やかす事になりますし、
”特別感”を全体で共有するには相当骨が折れる。
理解してもらえないでしょうね、なかなか。
ただ、
このケースはズバ抜けた力があれば周りを納得させれる事もあります。
ちょっと出来るくらいじゃダメです。ズバ抜けているのが条件。
そうなってくると、
なかなかそこまでの人材は出てこないので、
この教育法も穴があると考えられる。
う~ん。
正解は何処だ!
そもそも100点満点の答えなんてあるのか!
...ないんだよなぁ(知らないだけか?)
という訳で、
現状では出来る限り同じ能力を求め、
その中で得意分野を模索し、追求してもらう。
そんな感じでなんとかやりくりしています。
ゆとり教育ではないですが、
『横並びの美学』的なものは、
ある一定数は有効な考え方として存在します。
企業の総合力を上げる、
という意味では正しいかもしれません(弊社もここ数年、そのような方向性で動いてきました)。
しかしそうなると、社員それぞれの満足度(充実感)の部分まで考えが及ばなくなる事も。
誠に悩ましい!!
と言いつつも、立ち止まる訳にはいかないので、
動きながら答え探しするしかないんですけど。
みんなズバ抜けないかなー。
そのレベルで横並びなら言う事なしだもんなぁ。
おっと、
「その前にお前はどうなんだ?」
という声が聞こえてきました。
確かに。
偉そうな事を言う(考える)前に、自分がビシッとしないと。
出来る事をやり切る。
まずはそこから。
では。