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人間スポンジの役割
2019/08/01
同じ目標にむかっているのに、
意見の食い違いが起きる。
そういう経験、皆さんにもあると思います。
今日はそんな日常をちょっとトリミング。
山の頂上を目指すには、
沢山のルートがあり、それぞれに長所および短所が存在する。
例えば、
Aのルートは最短距離だけれど、危険を伴い高い技術を必要とする。
Bのルートは、時間は多くかかるけれど比較的安全で難易度は低い。
Cはその中間くらい。
頂上を目指すという目標は一緒でも、アプローチには選択肢がある訳です。
そしてどれを選んでも自由。
A選んだ人には、それ相応のモチベーションが、
BやCを選んだ人にもそれぞれの言い分がある。
『どれが正しい』
と決めるのが難しいから様々な葛藤が起こるのです。
現在私は、
スポンジでいようと試みています。
とにかく一度、色々な意見を吸収する。
体は重くなりますが、ちょっとガマンして考える。
そして、最も早く動き出せるのはどれかを見極める。
動き出したら吸収したものを絞り出し、元の状態に戻る。
上記のような行動を繰り返しているのですが、
それに対しても当然反対意見は出てきます。
しかし、少なくとも歩き出しているので、
停滞感だけは払拭できる。
停滞感。
これが仕事を進める上で最大の敵ではないかと考えています。
だからこそ”スポンジ作戦”で動きが出る事を優先しているのです。
まあ、万人に受け入れられる考えではないかもしれません。
でも、周りの意見に反発をするのではなく、
受け入れたうえで自分の道を模索し動くという流れは、
組織全体の空気循環にも大いに役立つと感じています。
同じ目標に向かうからこそ、
真剣だからこそ、
議論は起きやすいのかもしれません。
目標が全く違えば話し合いにもなりませんしね。
各個人が、
自信を持って信じた道を進めばいいと思います。
考えてばかりいないで動き出したらいいと思います。
きっとこれはどの業界でも言える事。
しっかりと頭と体を使い、
誰に恥じる事のない仕事を遂行していきたいものです。
山(目標)は、
丘の様に低いものから、
そびえ立つ高山まで様々。
それぞれの頂上の景色を集めて、
無事に山から下りてきた時に、
大きな満足感がそこにあったらいいな。
では。