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  • 映画鑑賞:かくかくしかじか 2025/05/21 日、


    映画「かくかくしかじか」を観てきました。





    永野芽衣さんの一件もあり、


    違った意味での注目度も上がっていましたが、


    前評判通りに非常に楽しむ事ができました。




     

    内容については上記にリンクを貼っているので


    そちらを見て想像していただければ。


    簡単に言ってしまうと、出来損ないの弟子とその師匠の物語です(絵描きの)。





     
    で、


    劇中で大泉洋さん(師匠役)が


    「描け!!」


    と何度も叫ぶんですけれど、これが頭から離れない。






    私は、比較的色々な映画やドラマに触れている方だと思いますが、


    ここまでインパクトのある言葉ってなかなか記憶にないんですよね。


    大泉さん、他の演技も素晴らしいのですが、


    この「描け!!」は別次元のパワーがありました。




     

    竹刀を片手に叫んでいる訳ですから、


    パワハラと言えばそうかなとも思うけれど、


    正直、違和感は全く感じませんでした(30年くらい前の話なので)。




     

    とにかく描き続ける事でしか道は開けないと信じている一途さと、


    純粋に絵を好きでいて欲しいという想いが


    「描け!!」の一言に凝縮されている感じがして、


    出てくるたびにグッときていました。





     
    何でだろうな?


    あの言葉に心が反応したんだよな。


    甘っちょろい生き方をしてきたから、


    厳しさを欲しているのかな?






    ただ、


    間違いなく必要な考え方だと思います。


    一朝一夕で形になるものなんてほとんどないですから。




     
    実際、


    絵描きにはならなかった出来損ないの弟子も、


    言われていた当時はうるさいとしか感じていなかったにも関わらず、


    ここぞという時には「描け!!」を思い出して動いているし(弟子は漫画家になります)。






    優しい言葉だけじゃ伝わらない事がある。


    信念を持って発せられた言葉には重みがある。





     
     
    自分が普段使っている言葉はどんな感じだろうか。



    優しくも厳しくもない、ペラッペラなものなんだろうな。



    反省します。






     
    そして、


    背中で語る事もとても大切だと思います。



     
    不言実行。


    どちらかというと自分にはこっちが合っている?







    なーんて考えながら、


    一日の仕事をスタートさせようとしています。


    信念を持って丁寧に、時に厳しさを表に出して、


    実りある一日を創造していきたいと思います。





     
     
     
     
     
     
     
     
    では。
     
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