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  • 適当 2022/05/18  
    「適当にやっておいてよ」
     
    こんな風に言われたり、
     
    「あいつ適当だからさぁ」
     
    なんて聞かされたりするとマイナスなイメージが付きまといますよね。
     
     
     
    適当。
     
    一般的にあまりいい意味では使われていないでしょう。
     
    でも、本来は”ちょうどいい”とか”ふさわしい”といった
     
    プラスの場面で使われる言葉なんですよね。
     
    まあ、漢字を見れば「適している」に「当てはまる」ですから。
     
     
     
    と、適当について書いてきましたが、
     
    先日、仕事仲間に「もっと適当にやればいいんじゃない」
     
    という投げかけをしたというのが本題です。
     
     
    この際の適当は、気楽にいこうぜ的な意味合いで使いました。
     
    真剣に考え過ぎるあまり、常に動きに重さが出ていて
     
    それが悪い方向に進んでいると感じたので。
     
    本来の意味はそっちのけです。
     
     
     
    良く思うんですよ。
     
    あまりに真面目に取り組み過ぎると視野が狭くなるんじゃないかと。
     
    周りの意見もシャットアウトしがちになりますし、
     
    コミュニケーションをとる機会も減ってきます。
     
     
     
    すると、自分の頭の中だけで全てを解釈しようとするようになる。
     
    引き出しには限界がありますから、どうしても行き詰まりを感じてしまう。
     
    そして、だんだん「自分は出来ない奴だ」というような発想が出てくるのです。
     
    真面目でまっすぐな故に起こりがちな事象。
     
     
     
     
    もったいないですよね。
     
    持っている能力を最大限発揮出来ていない訳ですから。
     
    だったら、少し”適当”でいいんじゃないかと。
     
    パソコンから目を離して、席を立って、散歩でもしてくればいいんじゃないかと。
     
     
    周りの仲間とくだらない話をしたっていいんです。
     
    その中に何か仕事のヒントが隠れているかもしれないし。
     
    今までの社会人生を振り返ってみても、
     
    適度に息抜きをしている人の方がのびのびと良い仕事をしている気がします。
     
     
     
    適当で大丈夫です、きっと。
     
    最初は元々の意味とは違う”適当”だったとしても、
     
    その”適当”が生み出していく毎日を充実させていけば、
     
    いつの間にか正しい”適当”に辿り着きますから。
     
     
     
    仲間が気持ちよく過ごしてくれるという願いを込めて...
     
     
     
     
     
     
     
     
    では。
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